思わず目が行く、綺麗な脚とは?
すーっと伸びた枝のような細い脚?
ムチムチとした丸みのある脚?
綺麗な脚に求められる要素は、やはりバランスです。
付くところには付いていて、くびれるところはくびれている脚です。
太ももには垂れない程度の適度な肉が付き、ひざ小僧の上には肉はなく、
ひざの下には適度なくびれがあり、足首に向かってスーッと細く伸び、
足首はきゅっと締まった感じの脚。
このような脚が、思わず目が行く綺麗な脚、beauty legs でしょう。
また、一般に女性は、ファッションモデルのような細い脚を美脚とし、
男性は、少し丸みのある脚に魅力を感じる傾向があるようです。
それは多分に、性的な嗜好がもたらす感じ方でしょう。
綺麗な脚に動きが伴うとき、美しさは増し加わります。
それは、静止した脚にはない、躍動的な美しさです。
マリリン モンローもマレーネ デートッリヒも
思えば優美な脚で、人々を魅了しました。
綺麗な脚
素敵ですね
眩しいですね
つい、目を留めてしまいますね
私の彼は、スーッと伸びた細い脚が大好き。
街でそういう脚の女の子を見かけると、じーっと見てるの・・・。
そんな時、私の脚は、大きいのでつい悲しくなっちゃいます。
彼の視線を独り占めできるような綺麗な脚になりたいな・・・。
カモシカのような肢(あし)
よく、すらりと伸びた綺麗な脚のことを、「カモシカのような肢(あし)」といいますが、 これは、「カモシカ」とも読める漢字の「羚羊(レイヨウ)」を、比喩の本義であった「レイヨウ」とは読まずに、 誤って「カモシカ」と読んでしまったために広まった誤用表現といわれています。
つまり、「羚羊」という言葉が日本に入ってきたときに、日本には「羚羊」が生息していないので 「羚羊」という漢字の読みに近縁種である「カモシカ」を当ててしまったのだそうです。
ちなみに「羚羊(レイヨウ)」は、英語で「Antelope」で、これはガゼル・インパラ・スプリングボック・ エランド・オリックスなどの俊敏で軽やかなイメージの動物の総称です。 なかでも、トムソンガゼルやブラックバックは、地上を走る動物でチーターに次ぐ俊足を誇るくらいですから 、体形も肢も格好よく洗練されていて、大変に美しいものです。
しかしながら「カモシカ」は、同じウシ科でもズングリムックリした体形で、しかも短足なので、 前者とは雲泥の差があります。
いずれにしても、「カモシカのような肢」という褒め言葉が 死語になりつつある昨今、獣に例えられること自体を不愉快に感じる人もいるでしょうから、 あまり使わないほうがよいかもしれません。